読書感想文

父親は本を読むのが好きだった。
68歳で退職して72歳で他界するまで

リビングのフワフワのソファーで一日中本を読んでいた。

家の中で立ち上がるのは食事とトイレだけ

出掛けるのは晩酌用の酒と浅草でしか売ってない洋もくを買いに行く時だけだった。

僕はそんな父親とは逆で本は好んで読むような事はない。

テレビや新聞で紹介記事を見たり読んだりすると無性に読みたくなり

その作家の作品を本屋で立ち読みするくらいだ。

本には好みや流行がある。

傾倒し過ぎると自分を見失う。

新聞も同じ新聞ばかり読むと考えが凝り固まって変な考えが身に付いてしまうようで嫌だ。

しかし、本を読まないと話に困る時がある。

人は本を読まないと言うだけで変人扱いする。

本を読む人を尊敬したりする。

それは自分が本を読まないからであり、読む人が蘊蓄に優れていると勘違いする傾向に有るからだ。

本を読まないより読んだ方が利口なのか?

本を読む人は本で知った知識を受け売りしたがるので利口に見える。

自分で考えないで本を読んで真似をする。

どちらが利口かと言うと自分で考える方だろう。

本が好きで読んでばかりいる人は自分から本を読んでばかりいるとは言わない。

話のネタがバレるのを防ぐためだ。

回りの人に「趣味は読書です。」と一言言えば読書家になれる。

たとえそれが嘘でも
「何を読んでいるのか?」
「いろいろ」
と相手の好みを探る。
「この本は読んだ事があるか?」「それ良いですよね。私も好きです。」
共感をしておけばそれ以上の深い質問は来ない。

「誰が御好きですか?」
「井伏鱒二」

これで話は済むだろう( ´∀`)
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